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元治元年9月14日(1864年10月14日）

【尾張】前尾張藩主徳川慶勝、名古屋を発し、上京の途に就く。
江】在府4老中、征長副将以下出陣達書返却の書状を守護職松平容保・所司代松平定敬・在京老中稲葉正邦に送る
【京】幕府、京都守護職松平容保の在職中、毎月金一万両・米二千俵を給することを達する

☆京都のお天気：晴申斜雷電白雨烈黄昏雷雨止月晴　（『嵯峨実愛日記』） ＞第一次幕長戦へ ■征長総督問題 【尾張】元治1年9月14日、前尾張藩主徳川慶勝、名古屋を発し、上京の途に就きました ＜ヒロ＞ 征長総督を命じられたのが8月7日なので、やっと・・・です。（でも、まだ請けたわけではないんですよね 【江】元治1年9月14日、在府の四老中は、征長副将以下出陣の朝廷の達書を返却しました。（京都には18日着） ・・・このほど、前大納言殿、御請け申し上げられ、病中にもかかわらず強いて今十四日に国許を発途になられることを御申し越しになり、別紙のとおり御同人へも達した。もはや発途されたので、伝奏より差し越された別紙の趣は副将以下へ達するに及ばぬのでそのまま返信いたす。伝奏衆へ然るべく御申し達し、一橋殿へも御申し上げるようにと存じる。 （9月14日付松平肥後守・松平越中守・稲葉美濃守宛諏訪因幡守・松平伯耆守・牧野備前守・水野和泉守書簡） 関連：◆8/30【京】朝廷、征長総督決定の督促・慶勝の就任遷延の際は、副将以下諸藩を進撃させるよう命じる/ 【京】松平容保・松平定敬・稲葉正邦、連署して、江戸老中に朝命を伝え、征長の速やかな実行を促す　◆9/1【京】一橋慶喜、征長副将以下出陣の朝命につき、齟齬が起きぬよう取り計らいは江戸に任せるよう陳情 参考：『会津藩庁記録』五p654-656 ■守護職の財政 【京】元治1年9月14日、幕府は、京都守護職松平容保の在職中、毎月金一万両・米二千俵を給することを達しました。（老中稲葉正邦→容保） 参考：『京都守護職始末』等。（『七年史』は10日） 関連：◆8/1【江】会津藩（外島機兵衛）、再び加増地「二万五千石」を幕府に申請 「幕末覚書」検証・京都守護職と財政(1)守護職会津藩の膨大な赤字

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